県財政が厳しい中、県信用保証協会に毎年1億円の支援をする必要があるのか |
[商工労働部長]保証規模が類似した他の協会に比べると基本財産が低水準である。基本財産に対する県費負担の出損は減額している。 |
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保証料率の弾力化について |
[石井知事]県の制度融資の保証料率は、中小企業に配慮し、当面は0.7〜0.8%で据え置くことにしているが、今後の他県の動向や全国の動きを見て検討したい。新年度には、資金調達の多様化など新たな金融課題に対応していくために、県金融円滑化連絡協議会(仮称)を設置し、県内の中小企業が積極的に事業展開をできるように検討していきたい。また、経営努力すれば保証料負担が減少するという仕組みを取り入れていくことも必要。弾力的な運用を検討したい。 |
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連絡協議会は県、県信用保証協会、北陸銀行など県内金融機関などをメンバーに4、5月頃に立ち上げる。市場から直接資金調達する中小企業が増えるほか、金融機関もリスクを負う部分保証制度の導入など金融を取り巻く環境の変化が進んでおり、中小企業が積極的に事業展開できるような金融制度や保証制度の運用について検討していくこととなる。 |
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